あの島に移り住むまで

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

先生、しっかりしてください。

 

「歯医者ってコンビニより多いんやで」

 

数年前、はじめてそれを聞いて驚いた記憶がある。まだ歯列矯正をはじめる前だった。新幹線に乗って歯医者に通っていると言う話を聞いて驚き、歯医者がコンビニよりたくさんあると聞いて驚いた。当時は驚きだったけど、歯医者に通うようになった今はなんとなくそれが分かる。「ああ、歯医者ってこんなにあったんやあ」って。

 

そういえばこうも言ってた。

 

『「医者は、様子見てまた来てください」といえば客が来るからやで。治ってたって「見せに来てください」といえばいいんやから』

 

確かに、間違いなくそうだろうなあと思う。

歯列矯正を大まかに終え器具を外したのにも関わらず、「ああだ、こうだ」と頭の上で続けられている様に、それをすごく感じる。

 

光まで5分という本にあるセリフを読んでからは、余計にそう思った。

 

 

光まで5分

 

「そうだ。非の打ちどころのない歯並びで生まれてくる人間のほうが少ないから。一度口を開かせたら、俺たちはいくらでも難癖つけられる」

 

 

やっぱりそうなのだと思う。

元歯医者の“万次郎”という男がいった言葉だった。

 

お医者さんにかかる側の私としては、「わからない」からプロに頼ってる。「どうなってるのか」「どうなれば終わりなのか」わからないまま「もういいですよ」と言ってもらえる日を待ちながら通ってる。

 

「今こうなので、こうなるようにしていきましょうね」

 

たった一言。たったその一言が大事だということ。お医者さん側としては、わかりきったことなのだろう。説明するのが面倒なくらい、わかりきったこと。わかるだろうと思うようなこと。本の少し前まではこうではなかったのになあと思う。もし、今から矯正を始めるのならこの病院を選ばなかっただろう。そんなふうに、苛立っている自分に気づいて考えてみたら、半年くらい前から違和感があったことを思い出す。

 

気づけばスタッフさんがかなり変わって、気づけば病院が2つから4つになっている(笑)

 

「ああ、変わったのだ」と納得した。

 

よくみてほしい。外側のことも。いつ行っても保護者がお医者様を少し睨んでいること、いつ行っても保護者が少し怒っていること。それがその対応のせいだということ。

 

この時期に大変な仕事だとは思う。感謝するべきなのだろうと思う。

 

だけど、そう思ってしまうくらいなのだ。

 

何もわからないのです。何もわからないから従うしかない。何もわからないから無闇に怒れない。何もわからないのに苛立ちだけが溜まって信頼だけがほづれていく。気持ちよく払いたいお金が気持ちよく払えない。

 

ついでには、『「医者は、様子見てまた来てください」といえば客が来るからやで。治ってたって「見せに来てください」といえばいいんやから』 この言葉を思い出してしまう。

 

こんな病院ではなかったのになあ。

 

「よくしてもらってるなあ」「いい病院を選べてよかった」そう思ってた私は2/3消えた。

 

今は頑張った自分自身に感謝している。

 

頑張ったな自分!!よく耐えたな自分!!

 

保定装置での治療はあとどれくらい続くのだろう。病院にさようならできるのはいつなのだろうか。

 

ああ、ひねくれてるなあ(笑)