あの島に移り住むまで

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

片手ほどの旅行経験

 

 

「〇〇歳にもなって」とかいう言葉が嫌いだ。それなのに私は「〇〇歳にもなって」という言葉をよく聞かなければいけない人間らしい。だからこそ、嫌いで、だからこそ、耳にしてしまうのだろう。なので、少しだけ考えてみた。

 

「26歳にもなって....」

 

26歳にもなって私は“友達”と旅行した経験がほとんどない。旅行経験がないわけではないと思う。夏休み、春休み、冬休み、は必ず家族で旅行に行ったし、秋も父の仕事の都合がつけば、学校を休んで旅行に出かけた。今も夏と正月は“いけるメンバー”で旅行する。だけど、“友達”と旅行した経験は数えるほどしかない。26歳にもなって「友達と旅行に行く」経験をほとんどしたことがないのだ。

 

理由は「疲れるから」だ。

旅行はどうしても「生活」を見ることになる。一度、ある人と三泊で出かけた時、好きなはずなのに嫌いになりかけたことがあった。「もう一生、この人と旅行には行かない」と思った。引けるところと引けないところが、あまりにも合わなかったのだ。1日目の夜からすでに地獄だった。きっと相手もそうだっただろうなと思う。それからもう、行ける人と行けない人というラインが自分の中できてしまった。簡単に「旅行に行こう」とは言えない。簡単に「旅行に行こう」と言われて「うん」とは言えなくなった。

 

「う〜ん、日帰りでいいやん」

 

ほとんどの場合こう返す。

 

正直、日帰りが一番ベストだと思う。疲れたってイライラしたって、楽しくったって楽しくなかったって眠る前には手を振って別れる。時間は終わる。またリセットして会えばいいだけなのだから旅行なんて行かなくたっていい。気を使って数日過ごすくらいなら、思い切って1日を過ごして解散したい。友達であれ、恋人であれ、そう思う。

  

家族で行けば、気を使うこともない。場所が変わっただけで、ほとんど同じ日常なのだから。

 

そんな私を可哀想に思う人がいても、そんな私を変わった人だと憐れむ人がいても、そんな私を馬鹿にする人がいたとしても、変わらない。

 

 

どうぞ、私を置いて行ってきてください。