あの島に移り住むまで

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

「生きよう」2冊の誕生日プレゼント

 

1月31日、誕生日。

自分へのプレゼントは2冊の本にした。

生きるぼくら (徳間文庫)』と『桜のような僕の恋人 (集英社文庫)』という2冊の小説。

 

そのどちらも『生きよう』と思えるような本だった。時間は「今」にしかないのだから「生きろ!」と、思わさせられるような本。「諦めるな!立て!」と「そこからでろ!!立ち上がれ!」と、そんなエネルギーを感じさせられた本。

なのでこの1年を私は、「諦めず、立ち続けて、燃やして」過ごしたいと思う。心をか、心臓をか、自分の何かしらを燃やして。立ち上がって、ここから、出ていく。

 

そうする。そう決めた。

 

 

 

この日、映画を観た帰りに「新しい本が欲しいな」と思って本屋に寄って帰った。もともと「ほしいな」と思っていた本があったので、それと、もう一冊何か気に入ったら買って帰ろうと決めて大垣書店に入った。

 

その決めてあったのが桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)
 
 

この小説の著者「宇山圭佑」さんの前作この恋は世界でいちばん美しい雨を、図書館借りて読んだことがきっかけだった。借りて読んだその本が、お気に入りになって、自分用に書店で買いに行った。そうしたら、最新作がTikTokで流行ってるらしいと知って、読んでみたいと思った。本当は、図書館で借りてから買うかを決めようと思っていたのだけど、何度、図書館に行っても「在庫あり」と記載されるわりに見つけらない。「この本どこにありますか?」と聞いてみても見つからない。「これは買った方が早い」そう思っていた本だった。そんな本を誕生日プレゼントとして買った。

 

この方の作品は、恋愛と一緒に『時間』の大切さを考え直させてくれる作品だなあと思う。桜のような僕の恋人 (集英社文庫)この恋は世界でいちばん美しい雨も“人生に残される時間”の大切さを想うきっかけになった。

 

恋愛小説とは何かちがうように思うけれど、恋愛小説を読むのが好きな人には、読みやすい本かもしれない。ドラマや映画を観るのが好きな人にもおすすめです。会話文が多く、人がずっと動いているので、映像を観るように文字を追いかけることができるから。

 

 

そして、もう一冊。『生きるぼくら (徳間文庫)

 

生きるぼくら (徳間文庫)

 

興味のはじまりは、帯の「生きる力と元気が育つ本」という言葉から。気になって手にとってみる。いじめられて引きこもりになった主人公が、24歳になり、おばあちゃんに会いに行く本らしいことが裏面を見てわかった。引きこもりの息子をおいてお母さんが家を出てしまったから、どうにかして自分で生きていかなくなる主人公。なんとなく自分が重なった。“引きこもりたい”気持ちも、“いじめ”という感覚も、なんとなく持っている私は、なんとなく重なるものがある。主人公と私。なんとなく気になってしまった。

 

そして、決め手になったのは、

 

どうなってもいい。とにかく、いますぐ、「そこ」から抜け出せ。

「そこ」って言うのは、つまり、お前が寝てる、その汚ねえ布団だ。

 

この言葉。ペラペラめくりながら目に入ったこの文章に「この本にしよう」と決めた。

 

 

というわけで、この日の私が選ぶ上で大事に思っていたことは、「生きる」を燃やせそうな本であること。「生きよう」と心を燃やせるような、「生きよう」とお尻に火をつけられるような 本であること。結果、どちらもその通り、「よし!」と、心が湧きたつような本だった。

 

どちらも読みやすく、どちらもポロッと涙してしまうような、少し悲しく寂しさもある本。けれど、温かく、栄養のある本。

 

私の大好きな本。私の大好きな本になった。

 

会う人会う人にオススメしてまわりたいくらい。

  

ボロボロになるまで読み返したい。

 

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