私の世界のうちとそと

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

貝、食べなさい

 

最近、面白いドラマを見つけた。

『おいハンサム』というドラマだ。

 

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*会話の引用がありますのでネタバレが気になる方はここまででお願いします!

 

3話での話。長女の“ゆか”が不倫相手と決着をつけに行くシーンがある。そこでの自分を振り返り「(私)0点だったなあ」と沈みながら歩いているところ、胸騒ぎがして娘を探し回っていた父と遭遇するのだけれど。そこで言われる言葉がすごく面白かった。

 

「ゆか、貝、食べなさい」

 

こう言われる。

 

「ゆか、貝、買いなさい。仕事の合間にでも、自分のために、貝、買いなさい。一日、その貝と一緒にいて、仕事が終わったら、その命に、感謝して、食べなさい。分量は、そのお前の悩みの大きさに合わせるといい。お前の悩みが大きいなら、たくさん買って、たくさん食べなさい。」

 

「貝、食べなさい」

 

すごく面白いアドバイスだなあと思った。このドラマを見た、その流れで聞く、この言葉は、また深いなあ、と。笑えるのだけど、立ち止まってしまう、とても素敵なアドバイスだなあ、と。私もいつか親になれた時、こんな大人になりたいなあ、と、そう思った。

 

何かに悩んだ時、何かに立ち止まった時、どうにかして消し去りたい時。私もこうすればいいのだとここにきて気づいた。貝を買って持ち歩くことはできないけれど、休みの日にくらいできそうな気がする。買った貝が生きているのを側に置いて感じる。プクプクプク息をするのを感じる。そして、命に感謝して食べる。悩みの大きさ分の命。有り難く食べる。悩みを食べる。飲み込む。消化する。出す。

 

私もこうなりたいなあ。伊藤家、父のように。伊藤家、母のように。

 

自分を強く持って。ユーモアを持って。