あの島に移り住むまで

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

「いつもの習慣を許すこと」の向き不向き

 


大人は泣かないと思っていた

手を洗い、琺瑯の容器を冷蔵庫から取り出して、なかみを小皿によそった。きゅうりやにんじんや玉ねぎをマリネにしておいた。六月は、じめじめしていて食欲が失せるから、夕飯はさっぱりしたもので済ませたい。あとはごはんと、なすのお味噌汁と、冷奴でいい。せまい台所でそれらを盆にのせ、ちゃぶ台に運んだ。両手を合わせてから、箸を取る。正座をして、背筋を伸ばして食べる。ひとつでもいい加減な習慣を自分に許したら、きっとどんどんだらしなくなっていく。わたしはだらしない生活をしながら強靱な精神を養えるほど人間ができてはいないのだ。

 


 

「わかる」と思った。

 

主人公『時田翼』の母(広海)が過ごしている生活。旦那と翼を置いて家を出て、事業を始め、一人暮らしをしている母の暮らし。何か一つでもいい加減な習慣を許したら、きっとどんどんだらしなくなっていく。だらしなくなった生活をおくりながら、事業を成功させるために必要な精神を養えるほど人間ができてない。だから、手を抜かない。綺麗に手を洗って、作っておいた食事をお皿によそい、手を合わせて、姿勢をよくして食べる。そう広海は言う。

 

「わかる」と思った。

 

私はそんなきちんとした生活、全くできていないけれど、わかると思った。一つだめな習慣を許した時、だめが全体に連鎖することは知っている。

 

例えば、ダイエットだとわかりやすい。1日だけ、1回だけ、と習慣を「だめ」なほうに許す。休憩という名目であれ、ご褒美という名目であれ。たった1回ならばいい、たった1日ならいい。けど、そのたった1回許したおかげで、たった1日許したおかげで、よくないほうの“ラク”がどんどん連鎖していく。何度も経験してきた。それが「リバウンド」に繋がっていくから。

 

(強靱な精神を)保つには、緩めることを簡単に許してはいけない。

 

よく分かる。

 

精神を強く保つには、精神を緩めないためには、そのためにある習慣を簡単に変えてはいけない。

 

このBLOGだってそうだから。

「毎日書く」を緩めた瞬間にこうなった(笑)

 

決めてしまったほうがいい。

やりたいなら。

決めたら変えないほうがいい。

やり遂げたいなら。

たった1日でも、たった1回でも、緩めないほうがいい。

 

間違いなく私はそのタイプだ。

 

きっと私は広海さんと似ている。

 

ひとつでもいい加減な習慣を自分に許したら、きっとどんどんだらしなくなっていく。わたしはだらしない生活をしながら強靱な精神を養えるほど人間ができてはいないのだ。

 

確かにそうだから。

 

いつもの習慣、決めた習慣を、  

「たまに許すこと」がリフレッシュになる人がいて、

「たまに許すこと」がストレスになる人がいる。

 

どちらのタイプなのかを知っておくことは大事なことなのかもしれない。

 

やり遂げたいこと・成し遂げたいことがあるときに。

 

私は完全「広海さん」派。

 

それを踏まえて行動計画立ててみようかな。

 

今年の半分がもう少しでちょうど終わろうとしていることだし。