あの島に移り住むまで

〜「好きな本から」を書きたくてはじめたけどいろいろ書いちゃってるブログです〜

新しい2冊、滝か雨か。

 

最近2冊の本を買った。

爪切男さん文庫 死にたい夜にかぎって (扶桑社BOOKS)』と『働きアリに花束を だ。2冊にわたって出てくる「アスカ」という女性のことを知りたくなった。そして、この文章を生きる「爪切男」さんの人生を文章というゴーグルで覗いてみたくなった。

 

働きアリに花束を

働きアリに花束を

  • 作者:爪 切男
  • 発売日: 2021/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

文庫 死にたい夜にかぎって (扶桑社BOOKS)』だけ、一度読み切ったのだけど、まだ読めていない。ゆっくり、ちゃんと、読めてない。だけど、「ふふっ」と笑ってしまうような文章をすでにとても好きになった。滝に打ちしてるような衝撃のはずなのに、頭に落ちてくるのは、雨漏りの雨くらいで、「??」「!!」「??」、吹いてしまう。電車で読むには危ない。本を読みながらニヤけているおかしな女になる。だけど、移動中に、休憩中に、時間の合間合間に、読みたくなる不思議な本。読んで笑って「よし!頑張る時ぞ!」と、思いたくなる。

 

この本を知ったのは、ツイッターだった。

ここでも何度か書いている本の著者『こだま』さんの本をツイートした時、「いいね」をくださった編集者さんがきっかけ。フォローして読んでいたら『爪切男』さんの存在を知った。単純に面白そうだなあと思った。そう思った次の日、私は本屋さんに出かけた。

 

新刊は売り切れで置いていなかった。2つ3つ本屋を回って探してみたけど見つからなかった。最後に入った本屋で、検索機にかけて見つけたのは『文庫 死にたい夜にかぎって (扶桑社BOOKS)』。せっかくなので、少し覗いてみることにした。そうして感じたことは、「この本はいいかな....」だった。文章から伝わってくる景色は刺激的で、文章も色が強くて好みだったけれど、その日は「う〜ん、今日はやめておこうかな..... 」だった。

 

元の場所に戻して、家に帰った。

 

数日経って、忙しさを生き抜いた自分に「新しい本でも買いにいこう」と決めた。そうして寄った本屋になんと『働きアリに花束を』が並んでいるのを見つけた。「あ!!」と迷わず手に取った。気になっていた本だ。開いてみると、すぐに一言。「欲しい!」だった。「欲しい!」そう思った。そう思ったのと同時に、前に買わずに帰った『文庫 死にたい夜にかぎって (扶桑社BOOKS)』のことを思い出した。

 

「どちらも欲しい」そう思った。

 

というわけで、今、2冊の本が手元にある。満足してる。

 

『いつも持ち歩きたい本』の棚に仲間入りだ。毎日、その中から気分で1冊選びカバンに忍ばせている。読む日もあるし、読まない日もあるけど、必ず持ち歩く。その本たちは、迷った時「いろんな人生があるんだから!」と自分の背中を自分で押すことができるアイテムになってくれる。

 

「こんな(本にあるような)生き方もある、私の生き方だってそんな中の一つ、ふつうじゃなくてもいい、できなくてもいい、ダサくてもいい、頑張れ!!」

 

迷う自分をそう励ませる。奮い立たせることができる。

 

だから「本」を「言葉」を、毎日持ち歩く。毎日読む。

 

頑張るために本を買い、本を買うために頑張っている。

頑張るために本を読み、本を読むために頑張っている。

 

本が好き。本は力。言葉は力。

 

そんな私の元に、新しく仲間入りした2冊の本

 『死にたい夜にかぎって』『働きアリに花束を』 。