書いて、書いて、眠りたい。

なにもない何者でもない私のみる世界を「ぜんぶ書く」で毎日21時に更新しています✏︎

ポエムが貼ってあるラーメン屋

 

「面白い!」と思った。

 

 

読めよ、さらば憂いなし

壁にポエムが貼ってあるラーメン屋が苦手だ。

 

こう書いてある文字を読んで、そう思った。ラーメン屋さんに貼ってあるポエムのことなんて気にしたことがなかった。確かによく見かけたかもしれない。 「やる気!元気!!」みたいな言葉が書かれている姿を。だったとしても、美味しければいい。美味しければ、思うことは何もない。

 

ただ、そこで考えてみたくなった。

 

「苦手に思うお店(飲食店)の特徴ってなんだろう?」

 

すぐに浮かんできたのは、一時期気に入って使っていた“マクドナルド”だった。お店はリニューアルしたところで綺麗で、広く、フロアにいる店員さんがニコニコしていて心地よかった。近くで用があったときは、よく休憩しに入った。

 

だったのだけど。

 

だったのだけど、久しぶりに入ったその“マクドナルド”で見たのは、ニコニコしていたあの店員さんがバチバチに新入りアルバイトさんに怒っている姿だった。お客さんに聞こえる声の大きさで、お客さんに見える場所で。気まずすぎて、後ろを振り返ることもできないほどだった。

 

その時、思い出していたのは、

 

「隙がないほどニコニコしてる人、愛想の良すぎる人、優しすぎる人には気をつけなさい」

 

という、20歳の頃に教わった教えだった。

 

アルバイトで怒られること、注意されることは仕方のないことだと思う。誰だって失敗はするし、慣れるまで時間はかかるし、慣れた人にとって新しく入ったアルバイトの行動が不便だと思うことも、そう思われることもよく理解している。だけど、それにだって場所とタイミングと言葉は選べる。

 

今更言ったって信じてもらえないかもしれないけれど、ニコニコした笑顔に10秒ほど感じていた“違和感”の姿はあの姿だったのだ、と思いながら、その日そこでの時間を過ごした。そこからもう、あの店舗には足を運んでいない。

 

そのお店にお金を落としたくなくなったから。

 

 そういうことはあると思う。

 

気に入っていたお店が、気に入っていたお店になってしまうこと。居心地よかったお店が、居心地わるくなってしまうこと。

店員さんの一瞬の姿かもしれないし、商品のクオリティーにかもしれないし、お手洗いの綺麗さにかもしれないし、客質にかもしれない。私にはそんなお店がいくつかある。

 

駅前のスタバもそうだ。

 

よく通い、コーヒー1杯で、よく長居してしまったからか、店長さんから「邪魔だなあ」という目とオーラを感じるようになり行けなくなってしまった。最近は、姿を見かけないので、たまに入るけど。

 

私が苦手に思うのは、お店に貼られた「ポエム」にではなく、「お店の雰囲気」や「居心地の変化」にかもしれない。変わられることに「良さ」をあまり覚えないタイプなのかも。なんにせよ、気持ちよくお金を払って、気持ちよく商品を受け取って、楽しんで、気持ちよく思って、気持ちよく過ごせるお店がいい。そんなお店が好き。

 

チェーン店でも、個人店でも。ハンバーガーショップでも、ラーメン屋でも。